トラブル多発の配管が仕込まれている天井を解体して配管の状態確認したところ、配管ジョイントの部品が理想でないものが数ヶ所と、配管の一部が逆勾配になっていることが確認できました。
これらが原因で排水の汚物等が滞留する、また経過年数に伴い配管内に沈殿することにより排水トラブルが多発していたものだと考えられます。
また、「便器を取替えてから排水トラブルが増えた」というお話を時々聞きますが、今の便器は「節水型」ですので、旧式の便器に比べて流れる水量には結構な差があります。
それにより排水詰まりが多発することもあります。すべての建物に言えることではありませんが、目安としては築年数が30~40年以上経過した集合住宅や事務所ビルで、特に和式便器から洋式便器への交換の際には、配管工事も含める必要がある建物もございます。
このあと具体的に既存配管の解体撤去などを施し、修理を進めてまいりましたが、工事中の画像は何かとグロテスクなものもありましたので掲載は控えます(笑)